Ninfea★アメリカ遠征日記✈No.3

遠征3日目、あっという間に大会当日を迎えました。
いつもの大会よりは、朝がゆっくりめだったので、落ち着いて準備ができました。
また、早めに会場入りできたので、しっかりとウォームアップをしたりストレッチをしたりして、念入りに準備ができました。外で走ったり、空を見ながらイメトレをしたりして、とても気持ちよかったです。のびのびとした気持ちになれました!

 サブの体育館での直前のウォームアップに入る前に、もう一度、日の丸の旗に書かれた応援メッセージを読み返しました。学園の先生方、コーチ、同級生、先輩、後輩、OGの先輩方・・・本当に多くの皆様が自分たちを応援してくださっていることをひしひしと感じました。
自分のためだけではなく、「誰かのために」と思ったとき、本当に大きな力が湧いてきます。
 スタンバイしている時、最後の最後まで、仲間と、私たちを応援してくださっている人たちと一体となること、そして、みなさんの応援の思いを自分たちの中に取り入れてエネルギーに代えることをイメージしながら本番を待ちました。

 そして、本番。自分一人ではなく、メンバーのみんなや応援してくださっている方々と一緒に踊っている感じがして、安心感、感謝の思い、愛の思いに包まれながら踊り、とても幸せでした。
日本選手団のみなさん、前日の学校交流で仲良くなったWEST高校のみなさんの応援の声も聞こえ、心強かったです。また、会場のみなさんが盛り上がってくださり、私たちの気持ちもさらに盛り上がり、気持ちよく踊ることができました。

 前日の決起集会で、キャプテンが語った決意、「私たちがここまで来るまでに、本当に多くの方々がいろいろな形で協力してくださったので、踊るのは7人ですが、本番は7人ではなくて、その何倍、何十倍、何千倍の人の思いも背負って、会場にいる一人でも多くの人に、『一緒に立ち上がろう!』というメッセージを、最後の一秒まで伝えきります!」を、見事に達成することができました。

 会場でも多くの皆様に、Beautiful!Amazing!Nice!等の声をかけていただきました。また、帰国してからも配信を観てくださった方々から、感動した!よかった!等の感想もいただきました。感動していただけたこと、元気をお届けできたことが本当に嬉しいです。
そして、結果は、SMALL JAZZ部門 1st place! 
Ninfea初!部門優勝です!!
早朝にもかかわらず、多くの皆様に応援していただき、ありがとうございました。

 自分たちの出番の終わった大会2日目は、他チームの応援をしました。アメリカのチームは、どこも自信に満ち溢れていて、観客や審査員へのアピール、アイコンタクトが流石だなと思いました。そして感情表現もやはりレベルが違いました。呼吸の使い方や曲にあった表情など、心をつかむ演技が印象的でした。私たちは踊りと技が繋がらないことが課題ですが、アメリカの方は技にとらわれることなく、曲の中に踊りや技が溶け込んでいました。私たちももっと自然と技ができるところまで練習するのはもちろん、日常生活から感情を豊かに表現することを心掛けたいと思いました。
表彰式では、たとえライバルであっても成果を讃えあい、お互いを尊重しあっている姿と祝福の心に感動しました。本番中だけでなく、会場で過ごす一分一秒が学びある時間でした。このような貴重な体験をさせていただきましたことに、心より感謝いたします。