新高3春合宿修行の様子(その3)

春休み期間、新高3生の希望者は学校に残って合宿修行に打ち込みました。
5回に分けて「新高3春合宿修行」の様子をお届けしております。

第3回は作務修行での生徒の気づきを一部抜粋してお伝えします。

勉強をしていると、分からない問題に対して焦り、怒り、不安などの感情が出て、分かる問題が続くと慢心が出てくるといった具合に、常に心が荒れていた。作務をしていてその事実に気づいた。常に平静心を保てるかが、勉強に置いても集中力を高めさせ、効率を上げる鍵なのだと気づいた。(3/29 高3男子)

作務も勉強もどちらも心の修行なんだな、と作務をしていて感じました。それに気づくことができたのは、作務について考えていたからなので、日常生活の中でも、何か物事を深く考えていると、捉え方が変わったり、他のものと共通する部分が見えてくるのかなと思いました。(3/29 高3女子)

合宿の初めは、正直、作務や信仰教育の時間も勉強したいと思っていた自分がいたのですが、今は本当に、そのような心を落ち着かせる時間が大切だと思えるようになりました。身体の不調や、心境がぐらつくことがあったとしても、そういう時間が挟まれることで、考え方を変える機会が与えられているなと思いました。(4/1 高3女子)

合宿の作務修行を通して、心を込めて聖黙で作務をすることの大切さと、それによって得られる反省の重要さに気づくことができました。今後も丁寧で神聖な磁場づくりのための作務をしていきます。(4/4 高3男子)

真剣に自らの心と向き合っている様子が伝わってきます。

第4回は研修の様子と下山式の様子をお届けします。