【寮企画】神戸正心館で落慶前の空間の磨き込み作務をさせていただきました!
12月5日(金)に寮企画「神戸正心館 落慶前の空間の磨き込み作務」を開催し、男女寮合わせて28名の生徒が参加しました。
「神戸正心館 落慶前の空間の磨き込み作務」は、2025年12月14日に落慶した神戸正心館において、作務修行を通して、空間を磨き上げる企画です。
※作務とは、ゴミや塵を落とす行為を通して、「心」を磨く行為です。作務を行うことで、反省や感謝が深まり、本来の魂の輝きが一段と発揮されます。
寮内で本企画を告知したところ、当初の想定を大きく上回る申し込みがあり、最終的には生徒28名・教職員6名の計34名が参加しました。当日は、約2時間、車に乗って移動し、初めて行く場所への期待に胸をふくらませながら神戸正心館に向かいました。
生徒たちは神戸正心館に到着した後、林雅敏館長、大川直樹副館長からご講話を聴きました。
林館長は、神戸正心館が落慶するまでのストーリーと作務の意義について話してくださいました。
大川副館長は、「ありがとうの心」で作務をすることの大切さを話してくださいました。
参加者は3グループに分かれ、食堂・エントランス・止宿場所やお手洗いの作務に取り組ませていただきました。



午前を終えて、気づけばお昼ご飯。みんなでおいしくご飯を食べました♪
そして、午後の作務修行では、宗教施設の中心部と言える礼拝堂の中に入らせていただき、参加者全員で礼拝堂作務を行いました。
礼拝堂作務では、コロコロや掃除機を床にかけて、椅子を整えました。他にも、窓拭きや館周辺の落ち葉掃きも行いました。生徒たちは皆、真剣に精舎を磨いていきました。




最後に、空間の磨き込み作務に取り組んだ一日の気づきや学びの振り返りを話し合い、発表を行いました。
ここで、生徒が、神戸正心館で落慶前の空間の磨き込み作務・林館長、大川副館長の講話を聴いた気づきや学びの感想を紹介します。
今回の神戸正心館の作務修行で、最初は精舎を磨いているように思っていました。しかし、磨いていくうちに自分自身の心があたたかくなって、磨いている自分そのものも精舎の一部になって丸ごと洗われているんだと実感しました。(高1女子)
神戸正心館建立にあたって尽力された方々への感謝と、これから先、修行に来られる方々への幸福をイメージして作務をしました。すると、一つひとつの思いや行いが、誰かの悟りや伝道につながっていくのだと心から感じ、「愛の心はどんどん広がっていくんだ」と強く思いました。(高2男子)

最後にはなりますが、落慶前の準備等でお忙しい中、学園生の作務修行の機会を設けてくださった神戸正心館の職員の皆様に心より感謝申し上げます。
学園に入学した生徒たちが、寮で過ごす3年間、又は6年間を通して、自らの心について深く探究し、心を磨くことを通して、人間力を向上していく理想の寮を創っていけるよう、男女寮の職員一同、精進してまいります。
寮務部